Inerk's story 65 "Votoms The roots of ambitionile"

【前回までのあらすじ】
俺の名はキリコ。
キリコ・キュービー。メルキア軍のVotoms乗りだ。
そんな俺にペールゼン将軍指揮下の特殊部隊、レッドショルダーへの転属命令が出た。
ペールゼンは俺の中に「不死の兵士」、パーフェクトソルジャーの野望を見ていたのだ。




俺の名はキリコ。
キリコ・キュービー。メルキア軍のVotoms乗りだ。

ギルガメスとバララントの今は原因も定かでは無い銀河系同士の100年戦争。
俺は故郷メルキアの為に志願して戦った。

だが戦いは長引くばかりで終わりが無かった。
度重なる激戦の中で、周囲の仲間達がバタバタと死んでいく中で、俺だけはいつも生き残った。
医者も見離すような重傷を負った時でも、驚異的な回復力で常に戦線に復帰した。

そんな俺にペールゼン将軍指揮下の特殊部隊、レッドショルダーへの転属命令が出た。
レッドショルダーの基地がある惑星オドンに降り立った俺を待っていたのは実戦さながら、いやそれ以上に過酷な実弾による訓練での死者が続出する地獄のような訓練だった。

ペールゼンに特別扱いされる俺を目の仇にしたオドン基地司令官のリーマン少佐は、古参隊員のグレゴルー、ムーザ、バイマンら3人に俺を痛めつけるようにけしかけ、最後には殺害すら命令した。

土壇場で彼ら3人も俺と共に抹殺しようとするリーマン少佐の企みに気付いた俺達は、彼ら3人と共にオドン基地のレッドショルダー隊員の不満分子らを煽動して基地を大混乱に落としいれ、その隙に脱走を図った。

リーマン少佐が率いるレッドショルダー精鋭の追撃隊に追い詰められ、俺達は窮地に陥った。
死を覚悟して玉砕戦に臨もうとする俺達は、予定外にオドン基地を訪れたペールゼン将軍によってその命を救われた。

そう。ペールゼンは俺の中に「不死の兵士」、パーフェクトソルジャーの野望を見ていたのだ。
ペールゼンによって処刑を免れた俺達だったが俺はペールゼンとの個人的面会で、失っていた過去の自分の記憶の断片を思い出す。
気付いた時には俺は無意識にペールゼンに飛び掛り首を締め上げていた。

ペールゼンのハンドガンで胸を撃たれ、俺は倒れた。
心臓が止まった俺を見て、ペールゼンは「不死の兵士」は妄想、幻想に過ぎないと失望してオドン基地を去った。

だが、俺の心臓はペールゼンが去ってしばらくして鼓動を再開した。
そう。弾は心臓をかすめていたが、俺は驚異的な治癒力で又もや死神の手から舞い戻った。
異能者。それが俺が生まれながらに持つ資質だったのだ。

俺の異能者としての資質に恐怖を覚えたペールゼンは、俺とグレゴルー、ムーザ、バイマンらと共に、オドン基地のレッドショルダー隊員をバララントとの戦闘の最前線惑星サンサの激戦地へ出撃させた。

それは俺達をバララントとの戦いの中で抹殺しようとする陰謀である事に俺達は気付かなかった。
ギルガメスの軍上層部はペールゼンの暴走を恐れ、密かに惑星オドンに情報員を送り込んでいた。
全ての証拠を一部の精鋭のレッドショルダーを残して後は作戦中に抹殺する...
俺達はバララントだけでなく、リーマン司令官と直属のレッドショルダー精鋭の部下達と戦う羽目になるとはその時は思いもしなかったのだ...

--------------------------------------------------------
ここでページ右上のMediaPlayerにてVotomsのPlay動画をご覧ください。
--------------------------------------------------------


惑星サンサの闘いは終わった。

ギルガメスとバララントの激しい戦闘でその環境を破壊され、サンサはその大半が死の世界となった。
俺とグレゴルー、ムーザ、バイマンの4人は激戦を戦い抜き、俺達を抹殺しようとしたリーマン司令官とその部下のレッドショルダー達も倒した。

俺はリーマン司令官のATとの戦いで負傷したが、又もや奇跡的な回復力で命を取り留めた。
ペールゼンには、サンサに投入された彼にとって欠陥品のレッドショルダー隊員達は全滅したと報告された。

レッドショルダー隊は後方支援に徹したペールゼンお気に入りの精鋭を除いて大半が壊滅し大打撃を受けたが、その戦果は大きくペールゼンの地位をメルキアで大きく引き上げた。

サンサでの大勝利により、ギルガメスとバララントの終戦が囁かれる中、メルキアでは戦勝を祝う軍事パレードが行われた。

ペールゼンは彼の自慢のレッドショルダー隊員達の観閲に訪れた。
そして彼はパレードに参加するATキャリアとスコープドッグの中に、俺とグレゴルー、ムーザ、バイマンの姿を見て凍りつく。

『たとえ神にだって俺は従わない』 俺は奴の姿を見ながら呟いた。

ペールゼンは政治的に敵対するメルキアの将軍が送り込んだ情報員によって、惑星オドンでのレッドショルダー隊員選抜の際の違法な兵士殺害の証拠を掴まれ、バララントとの終戦協定が結ばれ次第、レッドショルダーの解散と引退を迫られた。

ここにペールゼンの野望は潰えたかに思われた。
終戦を間近に控える中、俺とグレゴルー、ムーザ、バイマンはペールゼンの命令により突然バラバラに転属になった。

俺にとって忌まわしい転属先でのあの小惑星リドへの襲撃作戦への参加...
それはギルガメスの為でもメルキアの為でもない俺自身の為の戦いの始まりだった。

そして又再びペールゼンとレッドショルダーの残党と戦う日が訪れるとは俺は思いもしなかった。

------------------------- そしてウド編へ -------------------------

 Movie   Votoms The roots of ambitionile

 Photo

  ScopeDog Turbo Custom


 Photo

  バララントAT 陸戦型ファッティー


 Photo

  惑星サンサの激戦


 Photo

  キリコを襲う刺客 リーマンスカッド


 Photo

  いかなる戦闘も生き残る異能者キリコ


 Photo

  いかなる戦闘も生き残る異能者キリコ


 Photo

  Votoms妄想Shoot用Prop HeavyMachingun