Inerk's story 57 "COD4 All Ghilled Up" - "One Shot, One Kill"

【前回までのあらすじ】
私はプライス大尉。S.A.Sブラヴォーチームの指揮官だ。
アル・アサドの捕獲に成功した私は奴に掛かってきた携帯電話の声で全ての黒幕の正体を理解した。
それは15年前S.A.Sの新人だった私が狙撃任務に失敗した武器密輸業者、イムラン・ザカエフだった。
私は15年前の任務をまざまざと思い出していた。




私の名はプライス。
英陸軍第22連隊こと対テロ特殊部隊、SASのブラヴォーチームのチームリーダーを務める大尉だ。
もう軍歴は20年を越え、その内15年以上をSASで過ごしている。

我々ブラヴォーチームは、内戦のロシアで秘密作戦の任に就いている。
中東のカタールでの核のカタストロフィは全世界に衝撃となって走った。

取り分け最精鋭の海兵隊ForceRecon第一師団を失った米国の痛みは大きい。
『ニコライ』の情報通りならば、米国にロシア内戦への介入に躊躇させるのには充分な効果があった。

我々SASブラヴォーチームと、ロシア正規軍特殊部隊のカマロフ軍曹の部隊はアゼルバイジャン近郊に潜んでいたアル・アサドを『ニコライ』の情報から逮捕に成功した。

そして奴の携帯に電話を掛けて来た声で、私は黒幕の正体を瞬時に理解した....
イムラン・ザカエフ...崩壊したロシア軍から武器を買い取り、世界の反西側勢力へ武器密輸を行うテロリスト...

その声を携帯で聞いた時、私は15年前のSAS新任少尉の頃の自分を思い出していた。


---------------------- 15年前 ----------------------

俺はプライス少尉。
英軍第22連隊SASの新任隊員だ。

俺はマクミラン大尉の指揮の下、ソビエト連邦のウクライナで秘密任務に就いている。

チェルノブイリ発電所...1986年にヨーロッパ全土にパニックを引き起こし、世界的にも原子力発電所の持つ危険性を知らしめた原発事故...

周辺住民16万人が避難を余儀なくされ、数世紀に渡って死の世界となった悲劇の都市..
だがその閉鎖されたチェルノブイリ原子力発電所は、核物質を持ち出してテロに利用しようとする者達にとって毎日がクリスマスとなった。

国連でも把握できない量の核物質が、崩壊したソビエト連邦の軍人崩れによって世界中に持ち出されていた。

イムラン・ザカエフはその中でも最も悪質な武器密輸業者だった。
奴はソビエト連邦の軍需物資を小火器から核物質まで、第三世界を中心に広く売買していた。

第二次世界大戦以降、英国政府が始めて暗殺許可を出した男...それがイムラン・ザカエフだ。

俺とマクミラン大尉は密かにウクライナに潜入。
今なお大半の地域で高濃度の放射能汚染が計測される中、最も被爆の危険度が少ないとされるルートでチェルノブイリに向かった。

情報ではイムラン・ザカエフは被爆を恐れない軍人崩れ達によってチェルノブイリで抽出された核物質の買い付けに、今は廃墟となったプリチャの街に数日中に取引に現れる。

俺とマクミラン大尉は迷彩効果が高いギリスーツを着込み、同様に擬装した米国製のM21SniperRifle

を装備してプリチャの街を目指した。

取引の現場を押さえイムラン・ザカエフを狙撃して暗殺、脱出用のバートルヘリコプターと合流してウクライナを脱出する...それが今回の任務だった。

暗殺には対物狙撃用のバレッタM82A1を使用する。

バレッタM82A1はすでに先行した偵察チームがプリチャの取引現場の近くに隠してある。

イムラン・ザカエフの一派もさることながら、チェルノブイリに居座って核物質の搬出を企む軍人崩れの集団は一個師団に及び、戦闘ヘリ、戦車、装甲車などで武装している。

今回の任務は完全なBlackOperationであり、かつ完璧なSneakingを必要としていた。
少なくともイムラン・ザカエフの狙撃に成功するまでは....

マクミラン大尉はSASの中でもベテラン中のベテラン。
隠密潜入作戦においては神業の持ち主と呼ばれる歴戦の隊員だ。

新任SASの俺をずば抜けた狙撃の腕を持つという理由で相棒に選んでくれた頼もしい上官であり、そして俺にとっては良き教師だ。
彼は俺に彼の持つテクニックの全てを伝える事で今回の任務を成功させ、共に無事に生還を果たそうと誓い合っていた。

俺達はプリチャの街の間近に到達。
多数の軍人崩れ達が展開する危険地域がこの先に待っている。

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ここでページ右上のMediaPlayerにてCOD4のPlay動画をご覧ください。
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俺はマクミラン大尉の合図と共にバレッタのトリガーを絞った。
イムラン・ザカエフはバレッタM82A1対物ライフルの12.7mm弾で文字通り吹き飛んだ。

折り悪く狙撃の瞬間をハボック戦闘ヘリに目撃された俺達は、敵に発見されてしまった。
ザカエフの狙撃直後にそのハボックのコクピットをバレッタの12.7mm弾で狙撃し撃墜したが、複数のハボックと地上部隊が逃げる俺達に殺到した。

逃げる途中俺はもう一機のハボック戦闘ヘリを撃墜したが、ハボックは俺達に向かって墜落。
俺はギリギリ無傷だったがマクミラン大尉は足を負傷してしまい、歩けなくなってしまった。

俺は彼を担いで脱出用のバートルヘリコプターとの合流点、プリチャの街の遊園地跡に向かった。
悪夢のような激戦の中、俺とマクミラン大尉はバートルヘリコプターの到着までM21 SniperRifleとクレイモア対人地雷、手榴弾、C4爆薬で持ち応えた。

バートルヘリコプターのキャビンに乗り込んだ俺達は、ビルを縫うように低空で離脱する機体に揺られながら任務の成功を信じて疑わなかった.....

だが半身を吹き飛ばされるような重傷を負いながら、奇跡的に奴は生き延びていたのだ。
右腕を失い、身体機能の一部を失ったが奴は西側諸国を呪いつつ地下に潜った。

---------------------- そして現在 ----------------------

そう....そのイムラン・ザカエフは15年振りに国際社会に復讐の戦いを挑んで来たのだ。
あの時、奴を私が仕損じなければこの悪夢のような戦争は避けられたのだ....

私は数分間沈痛な想いに囚われた。
だが感傷に浸っても何も解決はしない...

黒幕の正体の確認とアル・アサド暗殺には成功した。
ここには間もなくアル・アサドのシンパとロシア反乱軍が殺到するだろう。
チームと共にここを脱出し、得た情報を元にザカエフの野望を打ち砕くのが私に出来る贖罪だ...

『GAZ!脱出ルートを計画しろ。何としても生きて突破する!』

SASは過去を振り返らない。前進あるのみなのだ。

 Movie   COD4 All Ghilled Up - One Shot, One Kill

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  隠密作戦時のSAS装備


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  SAS Silencer内蔵のMP5SD6


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  SAS Silencer内蔵のMP5SD6 その2


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  SAS M4A1 with M203 and Dot sight


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  SAS M4A1 with M203 and Dot sightその2


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  GAZ's G36C with Dotsight


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  GAZ's G36C with Dotsightその2


 Photo SAS Price's M4A1with Silencer

 Photo SAS Price's M4A1with Silencer その2

 Photo   SAS Soap's M21 with Silencer

 Photo   SAS Soap's M21 with Silencerその2

 Photo   SAS Soap's M21 with RAS

 Photo   SAS Soap's M21 with RAS その2


 Photo   SAS Shotgun M3 Super90

 Photo   SAS Soap's USP.45

 Photo   SAS Soap's USP.45 その2

 Photo   反乱軍のT-72戦車

 Photo   反乱軍のT-72戦車

 Photo   SAS BlackHawk

 Photo   SAS BlackHawk

 Photo   USMC・SAS バートルV107輸送ヘリ

 Photo   USMC・SAS バートルV107輸送ヘリ

 Photo   Mi-28ハボック戦闘ヘリ

 Photo   Mi-28ハボック戦闘ヘリ

 Photo   Mi-24ハインド戦闘ヘリ

 Photo   Mi-24ハインド戦闘ヘリ

 Photo   USMC AV-8B HarrierII

 Photo   USMC AV-8B HarrierII

 Photo   UNKNOWN Mig-29

 Photo   UNKNOWN Mig-29