Inerk's story 19 "Delta in Iran 1999"

【前回までのあらすじ】
日系米国人のイナークは米国陸軍レンジャー、デルタ部隊勤務を経て、NATOの特殊作戦部隊Rainbowに従事していた。
しかしテロリスト達との殺伐した闘い、殺し合いの日々に疲れた彼はRainbow部隊を退役。
SP勤務時に経験した超小型核爆弾の幻覚や、過去や来世(?)の闘いの記憶に悩まされながらも、市警のS.W.A.T.のエレメントリーダーとして勤務していた。
イナーク達SWATチームにはステチコフ・シンジケートの本拠強襲という過酷な任務が与えられた。
シンジケートを一掃したイナークは溜まった休日を取りゆったりとした休暇を楽しむ事にしたが、彼を待っていたのは新生Rainbowリーダーとしての一時復帰と南アフリカ大統領救出任務だった。
無事任務を完了したイナークは久々にBlackHawkに搭乗した事でデルタ時代の任務に思いを馳せる。




俺の名はイナーク。市警のSWATでチームリーダーを務めている。

ステチコフ・シンジケートを壊滅させた任務の後、俺は溜まった休暇を取る事にした。

しかしそんな俺の休暇はかつての同僚リードマン中尉の来訪と共に、Rainbowチームへの一時復帰と南アフリカ大統領の救出作戦への参加と言う刺激的な数日となった。

南アフリカでの作戦後、イーストサイドのマンションの自宅へ帰った俺は、リードマン中尉の計らいで延長された休暇を今度こそのんびりと居間のカウチで過ごす事にした。
来訪者には居留守を使い、電話もスピーカーのボリュームを絞った留守電で完璧だ。

ジャンクフードを食べつつ美味いビールを飲み、ぼんやりとCATVを眺める。これこそ警官の理想的な休日って奴だ。
柔らかなカウチに身を沈めていると自然と瞼が...重く...


俺は夢の中でDelta時代の過去の任務の中にいた。
それは1999年のイランでの不正規作戦だ。

イランは元々は親米政権国家だったが1979年のホメイニ氏のイラン革命により、反米国家の最先鋒と変貌した。
親米政権時代の米国からの豊富な資金援助と武器が、反米活動に積極的に活用されると言う皮肉な結果となっていた。
イラン内部でも主にビジネスの観点から西側諸国に対して比較的穏健な対応を望む一派と、反米テロ活動組織への積極的支援を実施しようとする武闘派とで意見の衝突が見られていた。

1999年の夏、イランの武闘派一派が化学兵器や核兵器などの開発にも積極的に取り組んでいるという情報があり、国連を窓口とした国際社会はイランへの査察と監視を必要としていた。

国連は監視の為の拠点施設をイラン近郊に複数設けていたが、施設の直接査察を拒むイランの為に事実上・化学兵器開発の証拠発見は何の成果も上げていなかった。

情報は意外な所からもたらされた。
イランのペルシャ湾に面したKharqにある石油精製施設の一部が、化学兵器の開発に転用されて稼動している旨の情報が亡命したイランの親米派の残党から伝えられたのだ。
開発されたトラック数台分の化学兵器は数日中にイランの軍事拠点へ移動され、テロリストに供給される予定である事も判明した。

何とこの施設は国連の査察監視施設から数キロしか離れていない場所にあった。カモフラージュの為か警備も通常の石油精製施設の規模に見える。
しかし実際には近隣の住民は私服のイラン兵で構成されており、一見無害に見える多くのトラックも50.キャリバーの機関銃やグレネードランチャーが搭載されたテクニカルである事が衛星写真から判明した。

秘密裏にイランの化学兵器開発の証拠を押さえ、国連の制裁決議に持ち込む材料として確保する任務が我々デルタチーム5に急遽命じられた。

一口に特殊部隊といってもその性質や特徴は大きく異なる。
米陸軍のグリーンベレーは作戦地域へ潜入し、地元の抵抗勢力の立ち上げや支援など地域に同化した長期的な活動を行う。
米海軍のSEALsは、世界の各地域別に言語・文化を学んで編成・訓練されたチームを持つ。

これら正規の特殊部隊のグリーンベレーやSEALsと異なり、我々デルタは公式には存在しない。
言い換えれば、正規・不正規活動を問わず攻撃的な軍事活動に従事する特殊作戦チームだ。

今回の任務についても作戦はあくまで極秘かつ秘密裏に実施される不正規活動だ。
例え作戦中に死亡しても軍内部は勿論、家族・親族にですら訓練中の事故として処理される。

俺は3名の部下を指名し、ペルシャ湾に展開している空母「インディペンデンス」からUH-60 BlackHawk(コードVictor3)に搭乗して発進した。
我々が搭乗するUH-60とは別に、護衛のGunshipとしてもう一機UH-60(コードGulf6)が付いてくれたのは幸いだった。
LZ(LandingZone)の沿岸部のテクニカルやイラン兵の排除は一機のUH-60ではいささか荷が重い。

イランにはあらかじめ国連査察施設への物資輸送ヘリとして飛行許可を取ってある。
よほど近付かなければ両脇に搭載されたミニガンには気付かれないだろう。

LZ(LandingZone)へ向かうUH-60の機内で装備の点検と確認を実施する。
今回は無国籍の正体不明の襲撃者となる為、星条旗のパッチは使用せずドッグ・タグも所持しない。
身元を証明する物は全て空母の兵舎へ置いてきた。

PTボディアーマーにマガジンポーチ付きのチェストリグを装備。
Y字ハーネスにLC-2ピストルベルトを付け、30連マガジン3個とグレネード4個を収納出来る支給品のマガジンポーチを左右に装着。
1QT水筒とブットバッグも装備する。

主武装はいつものM727M16A2ではなく、H&K社のG36アサルトライフルを携行する。
CQB用のG36C、カービンタイプのG36K、そしてフルサイズのG36Eのラインナップから、今回は中−遠距離での射撃戦を想定してキャリングハンドルにx3スコープを最初から内蔵しているG36Eを選んだ。
これは我々を国籍不明にする為と、制圧力と高い命中精度を買っての選択だ。
実際、バイポッドとドラムマガジンを装着するだけでG36Eは分隊支援火器のMG36に変貌する強力な銃だ。

レッグホルスターにはM92Fと予備のマガジン。
後はプロテックヘルメットにボレーゴーグルで装備点検は終了。

イランのレーダーからの捕捉を極力避ける為、海面スレスレに近い高度で飛ぶUH-60の機内には、我々4人のデルタの他には志願してくれたPilotしか搭乗させていない。
UH-60の開け放したドアからは朝焼けを反射するペルシャ湾の海と、右手やや下方に支援のGunship仕様のUH-60 Gulf6が並行して飛行しているのが見える。

LZまで数分という時点で空母指揮所の指揮官から通信。

『デルタ51。こちら指揮所。Victor3は諸君を化学兵器の製造施設の近くで降下させる。降下後は施設に向かい、化学兵器を輸送する車両コンボイを発見して無線報告しろ。その後の行動はこちらからの指示を待て』

「コマンドへ了解した。我々は連中が行動を起こす前に目標地点に到達する予定だ」

『化学兵器を載せた車両隊は国連の査察を逃れる為に移動する筈だ。車両隊を捕捉して化学兵器に関する全ての証拠を確保。南に設置された国連の査察施設までエスコートするのが君達の任務だ』

「了解コマンド。発見したあらゆる証拠を確保する」

『作戦前の指示は以上だ。Gulf6のUH-60が火力支援を行う』

『Victor3へ。こちらGulf6だ。こちらがリードするので後方に付いてくれ。そろそろ沿岸のパイプライン地帯に到着する。イラン兵の銃撃に備えろ』


『Victor3からGulf6へ。了解。貴機に続く』
我々が搭乗するUH-60のPilotがGulf6に応える。

Gulf6は我々のVictor3の右方から後方を抜け左方に移動。そのまま前方に出て行く。

『こちらGulf6。注意しろ。下方の村に敵対勢力を確認した』
通信と共にGulf6が右舷のミニガンで沿岸へ掃射を開始する。

「クソ。乗客に仕事をさせるとは気が効かない航空会社だぜ!」

左舷のミニガンに付いているジャクソンがジョークを飛ばす。
「贅沢を言うな。我々はLZ(LandingZone)の安全確保が必要だ」
とVictor3のPilotが生真面目に応じる。

生憎この機はセルフサービスだ。
俺は苦笑しながらG36Eを肩に背負うとUH-60の右舷のミニガンの射手として取り付く。
ミニガンの射界を確認する為、上下左右に銃身を振って見る。OK。

前方を見るとイラン沿岸の小さな村落にパイプラインと石油備蓄タンクが見て取れる。事前のブリーフィングで衛星画像から敵対勢力が配備されているとされている村だ。

『目を見開いて注意しろよ。我々は前方の村から小火器で攻撃を受けている』
先行するGulf6のPilotから警告。
「畜生!攻撃を受けてるぞ!」 と部下のヘンリー。
砂浜の砂丘の陰から噴射と共に白い噴煙の航跡!RPGだ!
バシューン!
黒い弾頭は狙いを外れて機体の右上方に抜ける。

すかさずミニガンの照準をRPGの射手に合わせ、戦闘機タイプのグリップに配されたトリガを引く。

ヴゥゥァァァァァァァァァン!
RPGの射手の周辺に凄まじい砂埃が立ちこめ射手の姿が消し飛ぶ。

「指揮所へ。こちらデルタ51!我々は敵対勢力と接触!」
『コマンドから全ユニットへ!了解した。反撃を許可する!』


「OK。皆!悪党共を一掃してやろう!」

「了解だ。周回するからミニガンで連中を始末してくれ」とPilot。
ヴゥゥァァァァァァァァァン!  ズガーーーン!
各員に指示を出しつつ、地表のイラン兵2名と50.キャリバーで発砲してくるテクニカルを続けざまに粉砕する。

ヴゥゥァァァァァァァァァン!  ズガガガーーーン!
発砲しながら村を脱出しようとするテクニカルとトラックにミニガンの照準を合わせて7.62mm弾を浴びせ掛け爆散させる。

「Victor3へ。こちらGulf6。周回して敵勢力を一掃してやろう」
Gulf6と我々のVictor3は村の上空を右旋回で周回飛行して、残存するテクニカルとRPGの射手を掃討に掛かる。
「OK!任しとけ!」ジャクソンだ。 生憎左舷側のお前さんには出番は余りないぜ...

ヴァァァァァァァァァァン!  ズガーーーン!
発砲しながら砂浜へ突進してくるテクニカルをミニガンの連射で粉砕。
高速で移動旋回するUH-60を狙ったイラン兵の50.キャリバーの射線は機体を掠めもしない。
激しく揺れる機体からの射撃もちょいと困難だが毎分2000発近い発射速度を誇るミニガンの掃射は圧倒的な優位を我々にもたらしていた。

ヴゥゥァァァァァァァァァン!  ズガーーーン!
倉庫らしき建造物の陰に居た赤いテクニカルをミニガンで粉砕。

ヴゥゥァァァァァァァァァン!  ボゥゥーーーン!
砂浜側からは死角になっていた建物の裏手のテクニカルも粉砕。

ヴゥゥァァァァァァァァァン!
ライフルを発砲しながら地表をわらわらと走るイラン兵にもミニガンの掃射を浴びせて牽制する。RPGを喰らってソマリアの悪夢の二の舞はゴメンだ。
一通り村の武装勢力の制圧を確認して我々の乗るVictor3は旋回を止め再び海岸線に沿ってLZへと進路を取る。


Gulf6は海岸線に沿って先行し、東側の小規模な港の周辺を周回中。

『Gulf6からVictor3へ。情報を伝える。LZ予定地の港周辺は相当に防御が硬い。停泊しているタンカーのデッキ上にRPGの射手を確認。桟橋には数台のテクニカルとイラン軍兵士が多数。猛烈に撃って来るぞ。LZの確保にはちょいと骨が折れそうだ』

先行して周回するGulf6に追従する形で、小型タンカーが停泊する港へと進入する。
急旋回して周回軌道に入るUH-60。ミニガンの照準を合わせるのに一苦労だ。
最初のパスではタンカーの甲板上の兵士を掃射しそこなう。

バシューン!
甲板上の兵士が発射したRPGはGulf6にも我々のVictor3からもはるか離れたあらぬ方向へと飛び去る。だがそうそう幸運を当てにしてはいられない。
桟橋のテクニカル達から50.キャリバーの曳航弾がかなり正確に我々のUH-60を追ってくる。

ヴゥゥァァァァァァァァァン!  ズガーーーン! ズガガーーーン!
発砲を続ける桟橋の2台のテクニカルとトラックをミニガンで破壊する。
必要以上に内陸に入り込む危険を冒さず、Victor3のPilotは港周辺の掃討に最適な周回ルートを取る。
ヴゥゥァァァァン! ズガーーーン!  ヴゥゥァァァァン!ズガガーーーン!
走行しながら発砲してくる3台のテクニカルを正確にミニガンで掃射する。

ヴゥゥァァァァァァァァァン!  ズガーーーン! ヴゥゥァァァァァァァァァン!
さらに現れた新手のテクニカル一台を破壊。わらわらと地上を走る兵士にも牽制でミニガンの7.62mm弾の雨を浴びせ掛ける。

バシューン!
地上の兵士の一人がRPGを発射。狙いはGulf6の方のようだが幸い命中には至らない。

ヴゥゥァァァァァァァァァン!ボゥン! ヴゥゥァァァァァァァァァン! ボゥン!
当面の脅威度が高い50.キャリバーの銃座を潰して行く。多少は抵抗が弱まったようだ。

ヴゥゥァァァァァァァァァン!
ヴゥゥァァァァァァァァァン!
地上の兵士らに牽制を加えつつ再び港の上空をフライパスして沿岸をさらに東へ。LZに向かう。
バシューン!
タンカーのデッキから再びRPG。今度はさっきよりかなり弾道が近い。

ヴゥゥァァァァァァァァァン!

タンカーのデッキ上を掃射してイラン兵を掃討する。

「LZに着陸するのはいいが、港の連中が近すぎるぜ!」ジャクソンがミニガンの騒音の中、ヘッドセットで悲鳴に近い声で叫ぶ。それには同感だ。

「デルタ51からGulf6へ。我々はLZに着陸しなきゃならん。我々の降下展開の間援護を頼めるか?」

『Gulf6了解。周辺エリアを諸君の展開の間制圧し、その後離脱する』

『Victor3了解。デルタチームをLZに降ろしこちらも離脱して空母へ帰還する。Victor3より以上。お客さん方!目的地に到着したぜ!』
我々の乗るVictor3、UH-60は港を越えた山陰から目標のLZエリアに急降下。戦闘速度からホバリングに一気に移行して着陸態勢に入った。

着陸。ミニガンの銃座から離れ、肩に背負ったG36Eを構える。
3名の部下と共にUH-60の開け放たれたサイドドアから飛び出す。周辺警戒。敵兵の姿は無い。

「目的地まで無事乗せてくれて感謝する。空母で会おう」
Victor3のPilotへ最後の交信。

『コマンドへ。こちらVictor3。これより帰投する』
『了解した。Victor3。帰還を許可する』
親指を立てて見せたPilotは、砂埃を上げてUH-60を離陸させ、鮮やかな旋回軌道で洋上へと離脱する。

我々の本当の任務はこれからだ。
「オーライ!情報の通りなら北東の施設が化学兵器工場だ。目標の車両隊を発見したらコマンドの指示を仰ぐ。行くぞ!」

油槽タンクがあちこちに配された施設の周囲には城壁のように高い壁が張り巡らされている。
Gulf6が敵の注意を引き付けてくれている間に目標の化学兵器を積んだ車両隊を発見しなければならない。

道路に沿って前進。油槽の陰から施設の壁に並行する道路の様子を伺う。
UH-60の着陸に気付いた数名の兵士と1台のテクニカルが接近してくる。

バチュン!キューン!
イラン兵の銃撃が兆弾となって迫る。

G36Eのキャリングハンドルにはアイアンサイトとは別に精密射撃が可能なx3スコープが内蔵されている。
スコープを覗き込み、ほぼ重なった左手の二名のイラン兵へサイティング..
「ズバババババン! ズバババババババン!ズババババババババン!」
射撃中に右手に現れたRPGを持ったイラン兵にもそのままフルオートの射線を重ねて一気に倒す。
距離を詰めてきたテクニカルの50.キャリバーが発砲を始めた。
バチュン!キューン!バチュン!

「ズバババン! ズババン!」弾切れ!テクニカルは銃撃をものともせず突進してくる。マガジンを交換。コッキングハンドルを引いて初弾をチャンバーに送り込む

「ズババババババン!」
再びスコープでサイティングしてボンネットにG36Eの5.56mm弾を叩き込む。
「ズガーーーーン!」
テクニカルはエンジン部を爆発させて停止した。
前進。しかし十メートルも進まないうちにはるか彼方の曲がり角からもう一台のテクニカルが現れる。
距離がまだかなりあるがこのG36Eの精密射撃なら...

「ズバババババババババン!ズバババババババババババン!」
「ズガーーーーン!」
テクニカルは我々を視認して50.キャリバーを発射する距離に至る前に爆発した。
弾切れ!マガジンを交換。コッキングハンドルを引いて初弾をチャンバーへ。

再びパイプラインと城壁に沿った道路上の前進を再開。
潅木程度の樹木と砂漠同様の道路は恐ろしく見通しが良い。油槽や城壁の曲がり角といった遮蔽物の陰の伏兵にさえ気を付ければ迅速に目標地点に向かえそうだ。
後方を確認。3名の部下達も冷静に追従しながら周囲に目を配っている。OK。

破壊した2台目のテクニカルの残骸を過ぎた所で左前方の監視小屋から一人のイラン兵が現れる。G36Eのスコープで照準し...
「ズババン!ズバン!」
反撃の間もなくイラン兵は倒れ込む。前進を再開。道路はパイプラインと城壁に沿って左に曲がっている。油槽の陰に取り付いて左の角の向こうを伺う。
監視小屋の陰に赤いテクニカルだ!
「ズバババババババババン!」
テクニカルはボンネットのエンジンを撃ち抜かれて爆発する。

ブリーフィング情報の化学兵器を積載した車両隊の位置までは、何度かクランク状に曲がった道路を進む必要がある。
油槽や監視小屋、城壁の角を遮蔽物として活用し、カッティングパイのセオリーで前方の敵を排除して迅速に前進しないと車両隊を見失ってしまう。
慎重かつ急いで前進だ。

油槽の右陰から廻り込んで、左折する道路の様子を伺う。
監視小屋の2階に機関銃座!
ドンドンドン!
「ズババババババン!」
機関銃座が発砲を開始するのと同時にG36Eのスコープで照準を合わせ発砲。正確に射手を射殺する。

さらに前進。二つの監視小屋の間から左手の道路が見渡せる筈...背を向けたイラン兵
「ズババババン!」一気に射殺。そのままカッティングパイのセオリーで道路の左方を伺う。
トラックとその左側にRPGを構えたイラン兵を視認。あれを撃たせる訳にはいかない。
「ズババン!」弾切れ!しかしイラン兵はRPGを持ったまま崩れ折れる。
マガジンを交換してコッキングハンドルを引き初弾を装填。

左方を警戒。OK。監視小屋の角から身を乗り出して右方を...完全武装のイラン兵だ!
「ズバババババン!」 ババン!
ほぼ同時に撃ち合う。奴の弾は俺の右方に逸れ、俺のG36Eのフルオートで発射された5.56mm弾は左上方から右下方へ奴を袈裟懸けに撃ち倒す。

索敵をしながら次の右曲がりの角まで前進。爆発したテクニカルの残骸をチェック...
ババン!バシッ!
ボディアーマーの右側に弾を喰らった! 右からの射撃だ!
監視小屋と城壁のわずかな窪みにイラン兵が身を潜めていた。
「ズバババババン!」
咄嗟にアイアンサイトで狙いを定め、イラン兵を撃ち倒す。

ガンガンガンガン!ガンガンガンガン!
遥か右手の角の監視小屋の2階から機関銃の発砲だ。
部下達が牽制射撃で射手を怯ませる。
俺はG36Eのスコープで慎重に狙いを定め...
「ズバババババン!」
射手はそのまま前のめりに倒れる。

振り返り3名の部下の無事を確認する。OK。前進して倉庫の角に身を隠して右曲がりの道路の先を索敵する...
左手のトラックの向こうから1名のイラン兵!
「ズバババン!」 バン!バン!バン!
発砲するイラン兵を撃ち倒す。

そのまま倉庫の角から身を乗り出し右手に続く道路を見渡す。
右側に無人のトラック。はるか正面のピックアップの陰に2名のイラン兵が立っているのを瞬時に見て取る。 G36Eのスコープで照準。

「ズバン!ズバン!ズバン!」 「ズバン!ズバン!」弾切れ!しかし1名を倒した。マガジンを交換。
「ズババン!ズバン!」奴には当たっている筈だがボディアーマーを着ているらしい。
発砲しながら左に走り出す。
「ズババン!ズババババン!」G36Eのフルオート射撃の流し撃ちでようやく倒す。

前進。道路の右手のトラックを遮蔽物に廻り込んで前方の脅威を索敵する。
トラックのフロント越し、遥か彼方にグレネードランチャーの銃座と射手を発見!こちらにはまだ気が付いていない。奴の後ろにはドラム缶が積まれている。
G36Eのスコープで奴と背後のドラム缶に照準...
「ズババン!ズババババン!」G36Eのバースト射撃の連射で銃座とドラム缶を撃つ。
ズガーン!!
ドラム缶の爆発に巻き込まれ銃座はもちろん射手も吹き飛ばされる。

さらにトラックのフロント部分を遮蔽物にカッティングパイ...左手にテクニカルだ。
射手の視界に入らないように注意しつつテクニカルのエンジンに照準を付ける。

「ズババン!」弾切れ!マガジンを交換してコッキングハンドルを引き初弾を装填。
「ズババババン!」 ズガーーーン!テクニカルは爆発。
「ズババン!」遮蔽物にしていたトラックの運転席から驚いて現れた運転手もそのまま撃ち倒す。

周囲を索敵。OK。クリアだ。後方を振り返ると3名の部下達がしっかりフォローしている。
前進を再開。相変わらず平屋の建造物とクランク状の道路と城壁が索敵の障害になっている。 遥か前方の城壁の向こうには目標の施設の建造物と思しき建物が見える。

建物の角から前方を索敵しつつ前進。
バチュン!キューン!
敵の発砲だ。前方の左右に分かれる形で3名。
「ズババン!ズバン!」 右手の重なった二名をバースト射撃とセミ射撃で排除。
「ズバババン!」左手の奴も倒した。
少数での ミドルレンジ以上の射撃戦ならこちらに分がある。

遮蔽物にしていた建物の角の陰に人の気配。カッティングパイで右側を索敵。居た!
「ズバババン!」弾切れ!イラン兵士官は崩れ折れる。
マガジンを交換してコッキングハンドルを引き初弾を装填。

引き続き道路の右側に連なる建物を遮蔽物にしつつ前進。曲がり角でカッティングパイを繰り返す。道路の左側にはほとんど抵抗らしい抵抗は無い。
次の建物の角から覗くとそこにはテクニカルのボンネットが露出して見える。
G36Eのスコープでテクニカルのエンジン部を捉え、フルオートでトリガを引く。
「ズババババババン!」 ズガーーーン!テクニカルは爆散。フロントタイヤが空高く舞い上がる。

左側も警戒しつつ前進。建物の角の右側の窪みをカッティングパイでチェック。OK。今回はクリアだ。炎上を続けるテクニカルとその右の建物を遮蔽物にする為、一気に走る。
後方を確認。3名の部下は周囲を警戒しつつぴったりと付いてくる。こいつらなら背中を預けられる。

建物の角から右方をカッティングパイ。OK。見渡す限りクリアだ。目標の化学兵器輸送車両隊の監視地点まであと少し。
件の施設には監視塔らしきタワーも用意されているが無人に見える。
遮蔽物にしている建物の次の角からそっと先の様子を伺う。

こちらに正面を向いた赤いテクニカルだ。運転手は我々に気付いたかもしれないが後方の50.キャリバーの射手は死角になってこちらは見えていない筈。
キャリングハンドルの光学サイトでテクニカルを捉える。
「ズババババババババババン!」 ズガーーーン!5.56mmとはいえ近距離からG36Eのフルオート射撃はテクニカルのエンジンと燃料タンクを撃ち抜いて爆発させる。

建物の陰から出て前進。道路前方全体を索敵。OK。クリア...いや遥か彼方に一人のイラン兵!
「ズバン!」 ジャクソンが膝を付いて慎重に狙撃。一発でイラン兵を倒す。

目的地の監視ポイントはもう目前。道路から左に外れた城壁の崩落部分だ。
周囲の安全を確認しつつ、一気に道路を左側へ横切って斜面を登る。
伏兵に備えるが城壁に取り付いた我々に気付くイラン兵の姿は無い。
問題の化学兵器を積んだと思われる2台のトラックが護衛の車両隊と共にガレージから姿を現している。

「よし。各自周囲を警戒。敵と車両隊を監視しろ。 俺はコマンドに無線で報告する」
「こちらデルタ51。コマンド聞こえますか?」
『こちらコマンド。デルタ51。状況を報告しろ』

「我々は目標の監視ポイントに到達しました。現在車両隊を監視中。指示を願います」
『了解した51。車両隊は東の補給所に移動して燃料の補給を行うはずだ。化学兵器の積載車両への攻撃は禁止する。積載されている化学兵器は非常に危険だ。繰り返す。化学兵器の積載車両への攻撃は禁止する。了解したか51?』
「こちら51。了解しました。化学兵器の積載車両への攻撃は禁止」

『よろしい51。直ちに東に移動して車両隊を補給所で襲撃、護衛車両のみを破壊しろ。化学兵器を積載したトラックを確保して、南にある国連の化学兵器査察施設まで無事に移動させろ』
「こちら51了解」

「OK。みんな。聞いたな。東へ移動して連中を驚かしてやろう」
俺と3名の部下は城壁沿いに東へ走って移動。襲撃地点の補給所へ向かう。
城壁は突き当たりで右に折れており、当初の道路に戻る事になる。

城壁越しに道路上のテクニカルを発見!後部の射手の姿が城壁からはみ出して見える。
ズバーン!ジャクソンが狙撃するが外れたようだ。反撃を待つ訳には行かない。
G36Eのキャリングハンドルのスコープを覗き込み、射撃精度を高める為に膝撃ちの姿勢で息を整える。
「ズバン!」 「ズバババン!」 「ズバン!」 テクニカルの射手の上半身が血飛沫に染まって城壁の影に消える。

代わりの射手が現れない内にテクニカル自体を排除しなければ。
再び全速力で走って道路脇の城壁に取り付いた。後方を振り返り3名の部下の追従を確認。
城壁を遮蔽物にしてカッティングパイで前方を伺う。

射手を撃ち倒したテクニカルの向こうには、荷台にグレネードランチャーを据えつけたもう一台のテクニカル!
ズガーーーン!手前のテクニカルの陰に隠れていたRPGの射手が操作を誤って自爆したようだ。それには構わず奥のテクニカルの荷台、グレネードランチャーの射手に照準を合わせる。間に合うか...
「ズババババババン!」弾切れ!射手は怯んだものの倒れない。
マガジンを交換してコッキングハンドルを引き初弾を装填。
「ズババババン!」命中!射手は荷台に崩れ折れた。

サイティングを手前のテクニカルに移す。
「ズバババババババン!」 ズガーーーン!テクニカルは爆発。

イラン兵が数名彼方から接近してくる。
「ズバン!」 「ズバン!」 手前の一名を倒す。
車両隊はもう燃料補給所に到着する頃合だ。もう時間が無い。一気に突入して前進を図る。

バチュン!キューン!
右から敵の発砲だ。すかさず右を索敵。建造物の死角にイラン兵!
「ズババババン!」アイアンサイトでバースト射撃。イラン兵を倒す。

バチュン!
右に注意を取られている間にイラン兵が一名突進してくる。
3名の部下は俺が邪魔になって撃つ事が出来ない。
G36Eのスコープの照準を合わせ...「ズバン!」外れた!弾切れだ!マガジンを交換してコッキングハンドルを引き初弾を装填。
奴も弾切れらしい。走りながらマガジンを交換しようとしている。
「ズババババン!」目前に迫ったイラン兵を撃ち倒す。クソ。危ない所だった。

再び東の補給所を目指し走り始める。
後方を振り返ると3名の部下がやや遅れて付いてくる。もうちょっと鍛えてやる必要がありそうだ。生きて帰れたらな...

補給所が見渡せる城壁の陰に取り付いた。
いいぞ。化学兵器を積載した車両と護衛のテクニカル、VBL(米軍のハンビーに相当するイラン軍の軽装甲車両)はやや離れた位置に駐車している。

「OK、みんな!射撃目標を間違えるなよ。テクニカルとVBLだけを正確に射撃して排除しろ。化学兵器を載せたトラックには傷を付けるなよ!」
言うより早くG36Eのスコープで先頭のVBLに照準を合わせトリガを引く。
「ズバババババババン!」 ズガーーーン!VBLは爆発。車列の二台目のテクニカルに照準を移す。
「ズババババババババン!」 ズガーーーン!テクニカルも爆発。後方の化学兵器を積んだトラックとはスレスレで冷や汗ものだ。
弾切れ!マガジンを交換してコッキングハンドルを引き初弾を装填。

体を右にスライドさせて、城壁の陰になっていた車列の三台目のテクニカルと四台目のVBLに照準を合わせる。
「ズバババババババン!」 「ズバババババババン!」
連続して射線を浴びせ二台とも破壊する。OK。護衛車両は沈黙した。

伏兵に注意しつつ前進して化学兵器を搭載したトラック隊に向かう。3名の部下も緊張の表情で並走している。護衛車両に乗っていた兵士達は絶命していた。
銃を運転手に向けたまま3台のトラックに取り付く。 先頭のトラックは空荷。後続の2台のトラックの荷台には黄色の危険物を示すコンテナが積載されている。

「どうか撃たないで下さい。撃たないで。私はあなた方の希望通りに運転します。投降しますから殺さないで」運転手がたどたどしい英語で必死に懇願する。OK。信じてやるぜ。
後続の2台の運転手も銃を向けられては異存は無さそうだ。

俺と3名の部下は先頭のトラックの荷台に飛び乗る。
「デルタ51からコマンドへ。我々は化学兵器を積んだトラックを確保した。指示をどうぞ」
『よくやった51!そのトラック隊を南にある国連査察施設までエスコートして、証拠を査察官に引き渡せ!』
「了解。指示を実行する」

「OK諸君。とっとと荷物を抱えて移動するとしよう」
3台のトラックは東へ移動を開始した。突き当たりのT字路で右折すれば国連の査察施設までは一本道だ。
俺はトラックの運転席の上の天井によじ登り、腹ばいになってピストルベルトを金属のフックに固定する。
敵と接触するならG36Eの中−遠距離の射撃性能を最大限に生かしたい。

「リーダー。ここから国連の査察施設までは気が抜けませんね」とジャクソン。
「その通りだ。 イラン軍の過激派の連中は何としても我々を阻止したい筈だからな」

言っているそばから突き当たりのT字路の右側からVBLが現れる。
「ズバババババババン!」 G36Eのスコープの照準にVBLを捉え、フルオートで5.56mm弾を叩き込む。ズバーーン!VBLは炎上して道路脇に止まる。

「連中は証拠を破壊するつもりだ!どうあっても連中の攻撃からこのトラック隊を守るぞ!」

トラック隊は南の国連査察施設を目指し高速で移動する。イラン側がどの程度迅速に対応するかで我々の運命が決まる。

バチュン!キューン!
前方の道路の右の丘の上から2台のテクニカルが発砲しながら現れる。右側面からは徒歩のイラン兵達も姿を見せているようだ。
イラン兵は3名の部下に任せ、俺はより脅威度の高い進路上の敵車両や銃座を確実に潰す事にする。
「ズバババババババン!」 ズガーーーン!G36Eのスコープで先頭のテクニカルに照準を定め、フルオート射撃。弾切れ!マガジン交換とコッキングハンドル操作を行う。
「ズババン!」 「ズバン!」
後方では右翼のイラン兵目掛けて部下の射撃音が響く。
ドンドンドンドン!テクニカルの50.キャリバーが発砲を開始した。

G36Eの装填完了。後続のテクニカルに照準を移しトリガを引く。
「ズババババババババン!」 ズガーーーン!二台目のテクニカルも爆発炎上する。

しかし道路の遥か前方にも停車して我々を待ち構えている赤いテクニカルが!
距離は遠く、揺れるトラックの屋根の上からではいささか条件が悪いが牽制に...
「ズババババババン!」 「ズババババババババン!」
弾切れ!マガジン交換とコッキングハンドル操作。
テクニカルの運転手は撃ち倒したが、肝心の機銃座の射手は応戦してくる。
「ズババババババン!」 「ズババババババババン!」 弾切れ!マガジン交換!
バチュン!キューン!バチュン!
まるでハリウッドの戦争映画のような派手な銃撃戦だ。

「ズバババババババン!」 ズガーーーン!
遂にテクニカルは爆散する。こちらのトラックは多少穴が開いたが無事走っている。
後続の化学兵器を載せた2台のトラックも今の所は無事なようだ。

道路上に銃を構えたイラン兵!進路上の目標は照準を合わせやすい。
「ズバン!」 「ズババババン!」もんどりうって倒れるイラン兵。
その遥か先の道路左端には機銃座を据えたバンカーが!畜生。悪い夢を見ているようだ。

「ズババババン!」バンカーの機銃座の兵に照準を合わせトリガを引く。弾切れ!
マガジンを交換してコッキングハンドルを引く。
しかし俺の悪運は尽きていなかった。機銃座の兵はそのまま崩れ折れる。
「ズババン!」 「ズバババン!」
道路の左手に現れたイラン兵を排除。

「ズバババン!」左手の監視小屋の陰に居たイラン兵を撃ち倒す。
目的地の国連査察施設まではあと数分の距離の筈だ。
「ズババン!」 「ズバン!」 バチュン!キューン!
後方の左右からはイラン兵の射撃と部下が応戦する射撃音が響く。堪えてくれよ...

「ズバババン!」 「ズバババババン!」 「ズバババン!」
道路の左手に続々と現れるイラン兵を排除して行く。
弾切れ!マガジン交換!
「ズバババババン!」 「ズバババン!」 イラン兵の出現はきりが無い。
道路の状態が比較的安定してきたお陰でG36Eの連射は次々とイラン兵を屠る。
左手の建物の陰にテクニカル!
「ズババババババババン!」 ズガーーーン!テクニカルは反撃の間もなく爆散。

又もや前方に機銃座だ。ドンドンドンドン! 今度は距離があるにも拘らず猛烈に撃ってくる。
「ズババン!」 弾切れ!マガジン交換!
「ズバババババババババン!」 機銃座の射手目掛けてG36Eの連射を送り込む。

「うわっつ!」 右手から撃たれた!弾は抗弾ベストで止まったようだが激痛はある..
「ズバババン!」
すかさず振り返り咄嗟射撃で右後方のイラン兵を撃ち倒す。
「ズバババババババババン!」
再び前方に向き直り、機銃座の射手と横に居るもう一人のイラン兵へG36Eで連射。
弾切れ!マガジン交換!「ズババババン!」 新たに現れたもう一人のイラン兵を射殺。


遥か前方の道路の左右にVBLが停車しているのが見える。
目標の国連査察施設はあの向こうだ!
「ズバババババババババババン!」 左のVBLに連射を送り込む。 当たり所が悪いのか炎上しない。弾切れ!マガジン交換!
道路の左からまたイラン兵だ! 「ズババババババン!」 至近距離から撃ち倒す。

再び正面のVBLに照準を戻し...「ズバババババババン!」 ズガーーーン!VBLはようやく爆発。そのまま道路右のVBLへG36Eのスコープ照準を移す。
「ズババババババン!」 右手のVBLはあっさりと炎に包まれる。

前方はクリアだ。トラックの屋根の上で振り返り、後方の状況を伺う。
OK。化学兵器を積んだ二台のトラックは奇跡的に無事のようだ。3名の部下も疲労困憊の様子だが大した負傷はしていない。

炎上する2台のVBLの間をすり抜けるようにして我々のトラックは国連の査察施設へ向かう道路を進む。

『接近中のトラック隊へ。所属を明らかにせよ。こちらは国連監視施設44だ。上空のMH-6リトルバードが諸君の活動を確認している。状況を知らせよ』
「こちらは味方だ。イランの化学兵器保有の証拠を大量に確保してそちらへ向かっている所だ」

トラックは国連施設の敷地に進入した。いくらイランの過激派の連中でも、もう手は出せない。

「OK。チーム!良くやった。我々の仕事はここまでだ。荷物はここで我々の手を離れる。イランの化学兵器の証拠は国連の査察官がじっくりと調査するだろう。化学兵器とのお楽しみドライブは終わりだ」

国連施設に到達した実感が建物の屋上にそびえる国連旗を見てあらためて沸いてくる。

『コマンドよりデルタ51へ。良くやった!今日の作戦は実に見事だった。基地に帰還して休息を取ってくれ。コマンドより以上』

空母に設置された指揮所から指揮官の安心した様子が無線越しでも判る。
後は今回の我々の作戦が国際問題にならない内に早々に退散するとしよう。

我々デルタ5は化学兵器の積載されたトラックを国連の査察官に引渡し、迎えのMH-6リトルバードで国連施設を後にした。

後に政治的取引によって我々の非正規作戦はイラン側から非難される事は無かった。


ビールの酔いから醒めた俺はそこで目を覚ました。
周囲を見回し居心地の良いマンションのカウチに横たわっている自分を再確認する。

イランが開発した化学兵器の確保という西側諸国に(特に米国にとって)有益な収穫はあったが、作戦自体は戦争でも紛争でもない殺戮に近い後味の良くない任務だった。
しかしその経験を買われてRainbowに派遣されたのはその後の事だ。

今のSWAT勤務でも悪党を容赦無く撃ち殺す事はあるが、それはあくまで警察活動による正当な任務だけだ。
俺には今の生活の方が性に合っている...そう自分自身に言い聞かせている俺が居た。

CATVでは昔のドキュメンタリー映画、「アトミックカフェ」をやっていた。
あれ?って事はもしかして...


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 Movie   Chemical Weapon Search and Secures

 Photo

  デルタ輸送用のBlackHawk UH-60


 Photo   デルタ輸送用のBlackHawk UH-60

 Photo   InerkのDelta装備とG36E

 Photo   InerkのDelta装備とG36E その2

 Photo   G36Eのキャリングハンドルに内蔵されたScope

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 Photo   G36EキャリングハンドルScopeのレティクル

 Photo   Shootingに使用したTarget(イラン兵)

 Photo   Shootingに使用したTarget(イラン兵)

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 Photo   7mのお座敷レンジでG36Eのフルオート射撃