Garcia's story 05 "City riot outbreak"

【あらすじ】
ガルシアは自宅を襲った泥棒の情報を求めて隣の州の情報屋とコンタクトする。しかし待ち受けていたのは、彼が武器を売ったマンシュタインが仕組んだ大規模なテロと市民暴動だった。




街の大通りから少し奥に入った所に、80年代風のちょいと洒落たバーがある。
週末になるとジャズシンガーによる生演奏が聞けるいいバーだ。

今日は俺の家に入ったドジな泥棒の情報を求めて、情報屋と待ち合わせをしている。
ジャズを楽しむ為に週末にしたのだが
来る日を間違えたようだ。

今日、酒場に流れる予定だったジャズの替わりに、
外で過激なミュージカルが行われ始めていた。
銃声と爆発。サイレンと悲鳴が聞こえ
外を見れば逃げ惑う人々で溢れていた。

『どうなってる?次に襲撃される場所は此処じゃなかった筈だが?』
横で飲んでいたロイドに目をやる
「ええ、マンシュタインの奴らは来週あたりに隣の州を襲撃するとの情報だったんですがね」
ロイドは首を横に降る
どうやら偽の情報を掴まされていたらしい
『よりによって今、俺達のいる街を襲撃するとはな・・ツイてねぇ』

愚痴を言っても仕方がない。生き延びる事だけを考えなければ
グロックのセフティを外しチャンバーに弾を送りこむ。

四方八方から爆音が聞こえる。逃げ場はないようだ。
此処に留まった方が安全なのか?
・・・しかし、その考えは爆炎と共に吹き飛ぶ。
店の前にある車が炎上。
銃声も近くなっている。敵が近い。

脱出経路を考えていると、店に市民が飛び込んできた。
だが入って来たそいつに、俺は鉛玉をぶち込む

他の奴から見れば、店に逃げこんできた人に見えただろう。
しかし、俺はそいつの持っているSMGを見逃さなかった。

あれは、うちが警備会社に売った銃だったからだ。

ここはもう駄目だ。
ロイドに後を任せ、店の裏口に急ぐ。
もうすぐ店内はアレの餌食になるだろう。
奴らはヒットラーの電動ノコギリを持っている。
勿論、俺が売ったからなのだが・・・

裏口から出て周囲を確認する。
敵はいない。このまま街から脱出しようかと考えたが
空を飛ぶポリのヘリを見て思い留まった。
立て続きの襲撃で、ピリピリしているポリ共は全力をかけて殲滅に掛かるはず

もはや、街は包囲されているのは間違いない
善良な市民にとって、そこはSafeでも俺はOut。
・・・面倒な事になっちまった。

事が済むまで近くのビルに身を隠す事にした
何処にでもあるようなビジネスビル
広い上に人は逃げちまって誰もいない。身を隠すにはうってつけ
エレベーターに乗り適当に階を選ぶ
近くで聞こえるMG42の音が、扉が閉まった途端聞こえなくなる
静かな空間の中、ロイドと共に煙草を吸った。

「生きてるって実感しますね」
『ああ、生きた心地がしなかったよ』
「助かったんすね俺達」

お互いの握りこぶしを合わす

チン

目的の階に止まりエレベーターの扉が開いた。

安息の地に来たつもりだったが
まだ俺の危険信号は出続けていた。
鉄の錆びた臭いが微かに臭う
ビル内を捜索してみると、宝石の入ったガラスケースが並んだ部屋に辿りついた。

『宝石店だったのか』
「兄貴、何だか嫌な予感がしますよ」
『ああ、血の臭いがプンプンしやがるし、それに下の階が騒がしいな。もしかすると奴らの目的は強盗だった?』
「当たって欲しくない推測ですね・・・あ!でも騒がしいのは、市民が逃げ込んできただけかも!?」

俺もそう考えたいよ・・
現実逃避気味のロイドを尻目に辺りを見回す

ここはまだ荒らされていないな・・・・という事は・・・

階下から数人の足音が近づいてくる
考えたくないが可能性は高い。万が一を考え身を隠す。
しばらく待っていると、階段から相手の頭が出てきた

どうやら推測は的中したようだ
ガスマスクを被り、ガッチリしたボディアーマーを着込み、手にはAKを持っている。
逃げ込んできた市民と見るには、余りに無理がある出で立ち。
まだ熱を持ったグロックを握りしめる

『ロイドまだだ』
焦りを抑え、全員出てくるのを待つ
二人目が昇ってきた。
心臓がはち切れんばかりに鼓動する。静かにしていろ心臓。

上がってきたのは二人だけだった
敵は完全に油断している。
隠れていたケースから飛び出し瞬時に狙いを定める
流石に元軍人。即座に気付くが、もう遅い。

ドドン!

ニ発ずつ撃ち込んだ
直ぐさま、もう一人に標準を合わせる。
敵もこちらに銃口を向ける。まずい。向こうの方が早い

ドン!

ロイドが銃を撃ち、敵の腹部に命中。思わず敵がよろける
その隙を逃さずヘッドショット。
電池が切れたかのように敵は膝をつき、そのまま倒れ込む。
ロイド。助かったぜ。

死亡したか警戒しながら近づく。
・・・・死んでいるな。
敵が持っていた銃を奪う
持った途端身体にシックリくる銃「AK」。
やる気が出てきた
AKのマガジンも頂く

《・・・ガガッどうした!?応答しろ》
敵のイヤホンから無線が。階下にいるお仲間だろう
階段を駆け上がってくる足音。その数5人

『急げ』
ロイドに指示を出し、更に上の階に上がる
階段で抑えられれば勝算は高い。AKもある。大丈夫だ。

一人上に上がってきた。
左手をだして、敵が居ないか確認している
次に身体全体が飛び出してきた
集中力を高めていた俺は即反応。
二人掛かりで撃ち込む
敵の弾が俺の頬に生暖かい風を残し、天井に突き刺さる。
俺達の弾は敵のドタマを粉砕した。

「上にいるぞ!応援を呼べ!」
下にいる敵共が喚き散らし、階段下も騒がしくなる。
俺は汗まみれな手でAKを握りしめた
(いつでもいいぜ?来いよ殺人鬼共)

シュピン!
妙な音がした?
と思ったら握りこぶし程の黒い塊が飛んできて
俺達の頭上を通り越していった・・・・ヤ バ イ

咄嗟に横で伏せてるロイドを引っ張り、出来るだけ遠くに走る

BOM!
爆発するのが早かったか伏せるのが早かったか分からない。
判断が遅ければ、手榴弾の爆発であの世まで飛ばされていただろう。危なかった。

間髪入れず敵が階段を駆け上がってくる。
マズイ。非常にマズイ
このままでは・・・・死・・・
戦意を失いかけた俺に死神が諦めろと耳元で囁く。
諦める?いや、そんな選択肢はないぜ。どんな手を使っても生き抜いてやる。

AKを構え点射。侵入は許さない。
そのまま奥の部屋に逃げ込みドアの鍵をかける
だが、この程度では足止めにもならないだろう
更に奥へ奥へと逃げ込んだ。
敵は慎重に一つ一つ部屋をクリアリングしているようだ
時間は稼げたか?
しかし、ほんの数分だけ寿命が延びただけだ。
最後の部屋にある机や棚でバリケートを築く。
そして逃げ道がないか駆けずり回った。その様は鼠のようだっただろう。
だが構わない。生き残れるのなら。

敵が俺達のいる部屋の前まで辿り着く頃、窓の外に非常階段があるのを見つけた。
必死にバリケートをこさえるロイドを呼び
窓から非常階段へダイブ
このまま逃げられると思ったその時
向かいのビルにライフルを構える敵が!
しまった、応援に先回りされた!殺られる!
・・・・と思ったが敵は下の道路を見ていた、俺達に気付いていない・・・・?
向かいのビルにいる男が下に向かって銃を構える。が。

パァーン・・・

何者かに撃たれ
呆気なく男は死に絶えた。
自然と下に目がいく。
そこには街を爆走するイカレたシェビーが・・・・乗っているのは忘れもしない憎きポリス。イーグルワン
今なら殺れそうだが、銃を見せたらどうなるか
向かいのビルの男が教えてくれている
これほどの腕とは・・・

しばらく眺めていると
上の方でバリケートが爆破された
眺めている場合では無かったな、逃げねば。
階段を駆け降りる。しかし
「下だ!下に逃げてるぞ!」
気付かれてしまった。敵が窓から身を乗り出し銃を乱射してきた。

階段の薄い鉄板を突き抜け、銃弾が雨の如く降り注ぐ。
たまらずAKを手放しビル内に飛び込んだ
再びビルの中を逃げ回る俺。
徐々に敵に囲まれつつある。
しかもロイドとはぐれてしまった。
廊下の突き当たりまで逃げたが、その先の扉から敵の足音が。
次の瞬間、扉が勢いよく開けられた
「警察だ!大人しく投降しろ!」

相手は警察だった。
助かった、ここは保護してもらおう。
なぁに民間人の振りをしていれば俺が武器商人だとバレないだろ
ともかく助かった事に替わりはない。

はぐれたロイドの事が気になる。上手く逃げれただろうか。

 Photo   Garcia and Roid

 Photo   AK103 Full-metal ver

 Photo   AK103 Full-metal verその2

 Photo   AK103 Full-metal verその3

 Photo   AK103 Full-metal verその4

 Photo   グレネードランチャー装備のAK-74M

 Photo   リベロのGlock17

 Photo   リベロのGlock17その2

 Photo   レッドホーク

 Photo   レッドホークその2

 Photo   Garciaのハンドガンプロップ

 Photo   謎のMr.Whiteとレッドホーク

 Photo   商売仇を屠るSP RifleAPS-2

 Photo   商売仇を屠るAPS-2その2

 Photo   Sniper Rifle APS-2のスコープ

 Photo   U.S. M79 Grenade Launcher


 Photo   ワイズマンのイングラム